Yado‐Nikki 
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ある日の「柏屋」
湯ゆー湯ゆー気分!

-宿日記- 
ミニ・バージョン


プーと歩く上流への散歩道 (3月25日泊)
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  チェックインの午後3時までまだ余裕があったので、福渡の「塩原ビジターセンター」に立寄った。ここでは春夏秋冬の塩原の自然が、いろいろな角度から展示説明されていて、興味深い。また、このセンターから「仙人岩吊橋」を辿って塩の湯温泉へ向かう遊歩道(前山歩道=1.7 km、所要時間30分)もよく整備されているので、 東京から高速バスで来られるかたにはハイキングを兼ねた塩の湯ルートとしておすすめしたい。
  午後3時過ぎ、柏屋旅館に到着。ロビーでご主人と話していると、玄関で番犬プーの散歩をせがむ大きな声が聞こえてきた。悲鳴に近かった。午後4時20分、プーを連れ立って鹿股川上流へ向かう。気心の知れてきた良きパートナーと、プーは思っているらしい。お互いに日頃の運動不足を解消すべく、春の息吹きが日に日に高まる上流へのハイキングルートをプーは小走りに歩いていく。歩きながら道の両脇に時折立ち止まっては、匂いを嗅ぎマーキングに余念がない。両者の気持ちが通い合うようになったためか、プーの首綱を無理に引っ張ることがなくなった。“友情”に近い気持ちが生まれているようだ。左の眼下には、鹿股川の景観が広がる。新緑の頃は美しい。もうすぐだ。

コバルトグリーンの湖面が美しい鹿股川ダム
朝の散歩にちょうど良いかも 歩いて約25分
2001/3/25 16:49


4階客室から 春めく鹿股川上流を眺める
2001/3/26 09:10

  歩き出して20分程たつと、日陰には雪が残っていた。プーは好んで雪上を歩く。やがて公衆トイレのところまできた。この左先にはダムがある。プーと林の中に分け入った。湖水は美しいコバルトグリーンだった。歩道整備はされていない。
  上流には“塩原十名瀑”に数えられる四滝(咆哮の滝、霹靂の滝、雷霆の滝、雄飛の滝)があり、塩原滝めぐりの代表的エリアだ。3年前の集中豪雨による土砂崩れで、ハイキングコースの復旧工事の完了が待たれていたが、だいたいの整備は終ったらしく今年の春先からは歩けそうだ、と事情通の話しではある。歴史もあり、景観もいい見逃せないハイキングコースだけに、一日も早い歩道整備の完了が待たれている。帰路はあいにく雨になった。雨足はだんだん強くなったが、プーとの足どりに不安はなかった。
  翌朝、雨も上がった。露天風呂「みどりの湯」へ向かう。赤い鉄製の階段を降りて行く。三つ目の階段に差しかかると増水した鹿股川の川音が急に大きくなった。薄日も差してきた。上流から春の風が吹いてきた。
(2001.3.28記)


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